為替市場の用語集まとめ【随時更新】
為替市場で使う言葉や、ファンダメンタルの用語集も作ったよ!使ってね!
順次更新していきます!
この記事の目次
あ~な行
あ行
・行って来い (いってこい)チャートが暴騰、暴落したかと思ったらその前の価格まで戻ってしまうこと。
行ったけど来た、って感じでしょうか。
・因果玉 (いんがぎょく)損失が出ているのに持ち続けているポジション。塩漬け玉。
・円高 (えんやす)ドルに対して円が高くなる。FXチャートではドル/円が下がる。日本は輸出企業が多いので、円高になるとそのぶん利益が減る。
・円安 (えんだか)ドルに対して円が安くなる。FXチャートではドル/円が上がる。日本は輸出企業が多いので、円安になるとそのぶん利益が増える。
・往復ビンタ (おうふくびんた)高いところで買ってしまったらチャートが下がったので損切りして、すぐに売ったんだけど今度は上がっちゃったっていうやつ。もちろん売ってから買って失敗したのも往復ビンタです。
・オプションSQ (おぷしょんえすきゅー)日本株の日経225の先物やオプションの清算値のこと。その日のことも「オプションSQ」っていうから、わかりにくいね。
か行
・為替介入 (かわせかいにゅう)為替の介入。自国通貨の安定を図るために、為替市場に影響を与えること。日本では、日銀さんがやります。実際は国際法などとの絡みで、本来はある国が自国の都合のために為替が動くほどの介入はしづらい。2011年の東北大震災のときには世界の国々が為替介入をして、円を救ってくれました。
・供給 (きょうきゅう)モノやサービスを与えること。
・金融緩和 (きんゆうかんわ)中央銀行が政策金利を引き下げたり、世の中に流れるお金を増やしたりする金融政策。リーマンショック後は主な国が金融政策を行った。2015年ごろからそろそろ金融緩和を終わらせる国が出るんじゃないかと言われていたが、日銀だけは世界の流れに逆行して、2017年も歴史的に見ても珍しい金融緩和政策を続けている。金融緩和は、基本的に通貨安に誘導する。
・金融政策 (きんゆうせいさく)中央銀行が経済状況に応じて行う金融面からの政策。経済をずっといい感じに拡大させるのが目標。政府が行う財政政策とは立ち位置が違う。お互い鑑賞しないのが建前。
・原油安 (げんゆやす)原油が安くなること。為替市場で気にされるのは、WTI原油先物の価格。ドル/円と原油価格は相関する。(しないときもあるよ)
・限月 (げんげつ)オプションのいわば「判定時間」。この日までにオプションを持っている人は清算しなくてはならない。
・公定歩合 (こうていぶあい)昔はこれが政策金利だった。中央銀行が市中の銀行に貸し出す
さ行
・債券 (さいけん)債権とは、社債や国債などのこと。企業や国が借金をするために発行する証書(借用証書)。
・債券利回り (さいけんりまわり)債権とは、社債や国債などのこと。会社や国が借金をする際に発行するものです。で、これを私たちが買って持っていると利息を支払ってもらえるのですが、これだけではどれだけ儲かる債券なのかわかりません。そこで、利息の他ぜんぶの利益を投資したお金で割ると、ちゃんとした利回りが出ます。これが債券利回り。
・先物 (さきもの)ある銘柄の価格変動に備えて、あらかじめ決まった値段で買う約束をする取引。
下支え (したざさえ)相場がある水準以下にならないように買い支えることですが、それを機関投資家みたいに大口がしているとしつこいときがあります(-_-;)なかなか下がらないってことです。
実効為替レート (じっこうかわせれーと)ドルインデックスと同じ。市場で取引される価格とは違い、めんどくさい計算をして出した通貨のほんとうの価値。たまに見て各通貨の実効為替レートを比べると面白いよ。
・ジブリの呪い (じぶりののろい)ジブリとは、アニメ制作会社の「スタジオジブリ」のこと。ジブリの呪いは「金曜ロードショーでジブリ作品を放映すると、相場が荒れる、ドル/円が暴落する」というような意味。
・需要 (じゅよう)モノやサービスが「欲しい」という欲求のこと。対する言葉は「供給」
・セリクラ (せりくら)セリング・クライマックスを短くしたいいかた。セリング・クライマックスとは、暴落の最後の段階の事。
セリクラという別の言葉もあるので、投資家としてはセリング・クライマックスとちゃんと発言したい。
・損切り (そんきり)儲かっていないポジションを終わらせること。FXなら「買っていたものを売り戻す」こと。バイナリーオプションなら判定時間が来る前に損していて希望がなければ、途中清算ができる。
た行
・タカ派 (たかは)ハト派の反対で、金融緩和をやめて積極的な金融政策をしようとする人。為替市場では、中央銀行のメンバーや財務省のトップなどがタカ派なのか、ハト派なのか、が話題になる。中央銀行の会議(FOMCや日銀政策決定会合など)でタカ派が多いかどうかは、事前のチェック事項になる。もちろん多ければ、金融緩和が早く終り、通貨高になるだろうと予想する。
・ダマシ (だまし)騙しとも。特にテクニカル分析をしてチャートが上に行くという形になったのに下がってしまうなど、トレーダーを騙すような値動きのこと。
・中央銀行 (ちゅうおうぎんこう)国など一定の地域の金融組織の中核をなす銀行。日本なら日銀。
一定の地域というのは同じ通貨を使っている地域ということでもあります。といっても各国各地域の事情でみんなが日銀みたいな感じとは限らない。
・長期金利 (ちょうききんり)各国の国債のうち、10年もの国債の金利を長期金利と呼ぶ。長期金利が上がるとその国の通貨レートが上がる。そのため、各国の中央銀行はこれを厳しく監視している。
・つれ高、つれ安 (つれだか、つれやす)理由は強くないのに、ある銘柄の価格が他の銘柄に引きずられてしまうこと。
為替では、オセアニア通貨というだけで連想で豪ドルに対してNZDがつれ高つれ安することがある。
・手仕舞い (てじまい)持っているポジションを閉じること。売っているなら買い戻す、買っているなら売ること。
・東京オフショア市場 (とうきょうおふしょあしじょう)東京にもオフショア市場がある。これは東京(日本国内)の金融市場と離された市場。
海外の企業、投資家、金融機関にとって規制をゆるめて参加しやすくした市場。
国内の金融機関も取引はできるが、間違えたら叱られそうな厳しい手続きが必要。
・途転 (どてん)持っているポジションを手仕舞いし、新たに反対のポジションをとること。新しいポジションのロット数を増やしたりして損失を取り返そうとする人も居る。失敗すると往復ビンタになる。
・ドルインデックス (どるいんでっくす)実効為替レートと同じ。複数の通貨とドルの関係を指数化したもの。ドル/円だと円に対する価値しかわからないが、ドルインデックスなら広範囲でみた価値がわかるため、偏りなくドルの価値を分析することができる。
・トレンドライン (とれんどらいん)チャートの高値や安値を結んだ直線。
な行
・仲値 (なかね)銀行が決めるその日の為替の価格。毎営業日の午前10時ちょっと前くらいに決まる。
・ナスダック総合指数 (なすだっくそうごうしすう)アメリカ合衆国の取引所っていくつかあるのですが、そのなかでNASDAQ(ナスダック)に上場している全銘柄を指数化したもの。単に平均しただけでもなくプロっぽい計算をして出している。
IT企業が主な銘柄なので、この分野の成長ぐあいをみることもできる。
は~わ行
は行
・バイイング・クライマックス (ばいいんぐ・くらいまっくす)価格高騰の最後の段階。一番最後に一般投資家が煽られて買いに入る段階で、これが終わると上げ相場はいったん終了とされる。
・ハト派 (はとは)タカ派の反対で、金融緩和を続けようとする人。為替市場では、中央銀行のメンバーや財務省のトップなどがタカ派なのか、ハト派なのか、が話題になる。中央銀行の会議(FOMCや日銀政策決定会合など)でハト派が多いかどうかは、事前のチェック事項になる。もちろん多ければ、金融緩和が続き、通貨安になるだろうと予想できる。
・バランスシート (ばらんすしーと)「貸借対照表」のこと。企業、国の資産、負債、資本を記録してある書類。
ま行
や行
ら行
・利上げ (りあげ)為替市場で「利上げ」というと、各国の政策金利を上げること。金利の高い通貨は買われやすく、レートも上がるので、FXでは注目を集める。
・利益確定 (りえきかくてい)投資をしていて儲かっているポジションを終わらせること。FXなら買っていて上昇している通貨ペアを売り戻すこと。これでポジションはなくなる。バイナリーオプションなら判定時間が来れば自動で利益確定になる。また、バイナリーオプションの途中清算で利益になっている時点で終わらせることができる。
・利下げ (りさげ)為替市場で「利下げ」というと、各国の政策金利を下げること。金利の低い通貨は売られやすい。レート下がるので注意。
・リスク回避 (りすくかいひ)為替市場でも株式市場でも、先物市場でも、リスクは嫌われる。主なリスクは地政学リスク、為替リスク、金利リスク、などがある。たとえば戦争は地政学リスクで、どこかで戦争が起きればその国の通貨が暴落したりする。
・リパトリ (りぱとり)リパトリエーションのこと。海外で営業している企業がそこで稼いだお金を日本に送金するときに、為替の両替が起きる。円を日本に送金すれば円高になる。他の国も同じ。最近ではトランプ大統領がリパトリのときの減税をするというので、一時ドル高になりました。
・レートチェック (れーとちぇっく)日銀が市中の銀行に現在の為替レートを聞くこと。この行動がなぜニュースになるかというと、これが為替介入のフラグになることがあるから。なぜなら日銀が「この水準は望ましくない」と言っているようなものだから。
わ行
A~Z
A
B
C
D
E
・EA (いーえー)MT4、MT5で使われる自動売買のプログラム。
F
G
H
I
J
K
L
M
・MT4 (えむてぃーふぉー)ロシアのメタクオーツ社の、チャートシステム。これを起動して自分の口座でログインすれば取引ができる。
チャート分析用のインディケータや自動売買(EA)も組み込める。
・MT5 (えむてぃーふぁいぶ)MT4のニューバージョン。MT4との互換性がないといわれていたが、メタクオーツ社ほかの努力のおかげで60%以上の互換を達成している。(2018年)少しずつ使えるインディケータなどが増えているのは嬉しい。
N
O
P
Q
R
・RSI (あーるえすあい)MT4、MT5に標準装備のオシレーターのひとつ。一定期間の値幅に対して直近の値幅が高いかどうかを数値で出して、グラフにしてくれる。RSIが上に行くほど買われすぎ、などと判断する。
S
T
U
V
W
X
Y
Z
・Zigzag (じぐざぐ)MT4、MT5に標準装備のインディケータ。チャートの高値と安値を直線でつないでくれる。
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